スポーツ選手を見てフリーターから就職するモチベーションを上げる


 錦織選手のように23歳にして世界を相手に闘っている話を聞くと、それは羨ましいという気持ちになるでしょうか。「もっと頑張れ、応援するぞ」という気持ちになるのでしょうか。あるいはまた、それは自分とは関係無い世界の人だと、無関心を装うのでしょうか。

 

 たしかに、テニスをはじめ、ゴルフや野球、サッカーなどさまざまなスポーツ界で活躍している人の多くは、一般的な学生生活を送らずにスポーツに青春を捧げている感はぬぐえません。勉強をする時間もそこそこに体力づくりやトレーニング、練習をする日々は普通の高校生や大学生とはかなり異なる日常でしょう。

 けれど、早い時期から人生の目標を決めて、現役生命の短いスポーツという種類の生き方を選ぶ人は数限られています。まして、その中で世界に行ける人も少ないですし、勝負に勝ち続けるというのはよほどの覚悟と意識、そして運がなければできないことではないでしょうか。

 

 20代、30代にフリーターが多い日本ですが、同世代ともいえる錦織選手の活躍をきっかけに自分の人生を切り開く機会になるかもしれません。その気持ちがアルバイトではなく正社員の就職を目指すという活動でもいいでしょうし、もしかすると勉強をし直して、スキルをつけてから就職という別のレールを発見できるかもしれません。

 

 テニスやゴルフ、野球という激戦区に比べれば、就職活動のほうがずっとラクだという見方もできます。まずは得意分野を伸ばす勉強などをして、他人との違いを明確に出せるような工夫も必要でしょう。やらなければ次の勝負は無い、そういうことを錦織選手は教えてくれているように感じます。